ダイエットの豆知識

自分を騙して“ダイエット”篇――ダイエットの成功と失敗の話

更新日:


『ダイエットの結果』は、いずれか三通り――成功と挫折、そして“リバウンド”です。

さて、成功と挫折とリバウンド……挫折とリバウンドをまとめてしまえば“成功と失敗”、その二つの結果を分けるのはいったい何なのでしょうか?

『ダイエット』における成功談と失敗談をそれぞれ実例を挙げて、“失敗から成功へ転じる対処法”についてご解説・ご紹介して行きます。

ではまず、私のもとに寄せられた“成功談”から――

ダイエット成功談と失敗談

≪成功談≫:悔し涙から痩せた話

A子さんは、家庭の事情から幼い頃より多くの食事を与えられ、気付けば同級生の子と比較して数倍の体重になっていました。

女子で体重が太ければ、大概そのようになる通り、例によってA子さんは同級生から迫害的ないじめを受けるようになったことは言うまでもありません。

悪口や避けられる行為はもちろん、“太っているというだけ”で自分の家族や所有物にまで、同級生たちの攻撃は矛先を向けたそうです。

唯一無二、同級生で同じように太っている子がいて、その子とだけはコミュニケーションを交わすことができ、ふたりということで迫害による精神的ダメージも軽減したように感じたのだとか。

しかし中学生になると、その唯一の友達は学校に来なくなり、あいかわらずいじめのターゲットになって、悔し涙を毎晩流していたとのことでした。

中学三年の頃、ふと友達が学校へ登校し始めたのですが、びっくり、太っていたはずがストレスか何かで痩せて、かえって痩せ過ぎなほどになり綺麗になっていたのだとか。

その友達は、投稿初日からクラスメートと仲良くなり、あいかわらず太っているA子さんに対して見下すような視線を向けてきたこと――それがキッカケでダイエットを始めたら、ほとんど何の苦労も大変さもなく、いつのまにやら痩せていたとA子さんは言いました。

≪失敗談≫:頑張り過ぎて逆に太ってしまった話

B子さんは、もともとそんなに太っている方じゃなかったですけれど、周囲の人と比べて少々太っていたそうです。

あるとき、友人から「B子は痩せたらもっと綺麗になるんじゃない!?」と言われて、ダイエットを始めたのだとか。

「痩せたら綺麗になれる」その一心で、さまざまな“ダイエット方法”を調べている途中、『ダイエットはキケン』『過度な食事制限はブサイクのもと』などという言葉を目にしました。

あまりに食べなさ過ぎたり、痩せすぎたりするのは危険なんだなぁ……そう思いながらも、やっぱい痩せたくて“ダイエットを実践し続けていた”のでしたが、あれま、いつのまにやら逆に体重がどんどん太っていくではありませんか。

気付いたら、ダイエットを始めた頃よりも20キロ近くも太ってしまって、もう痩せる気も起らず、太った身体を見てはいつも苦笑するばかり……とのこと。

上記の≪成功談≫≪失敗談≫――A子さんとB子さんの大きな違い、それはヤル気でも頑張りでも、悔しさでも何でもなく、ただ単純に“認識に対する意識”の違いです。

精神医学用語に『認知的不協和』という心理行動が人間にあることが提唱されています。

認知的不協和とは?
――認識における“矛盾”がある場合、人はその“矛盾”を解消するための心理に至るという心理変化。

  • 認識①……私とA君は友達である。
  • 認識②……A君は、嫌な奴だ。
  • 認識③……嫌な奴とは友達になりたくない。

――この場合、認識①の「A君と友達である」自分と、その後生じた認識③の「嫌な奴とは友達になりたくない」自分との意識が矛盾することになる。

このようなとき、人間はこの矛盾をおのずから解消するために、認識③で認識①を上書きし、新たな認識④……「A君とはともだちではない」を心理のなかに生み出す傾向があるということ。

ようするに≪成功談≫A子さんの場合――

  • 認識①……沢山、食べたい。
  • 認識②……太っていれば、いじめられる。
  • 認識③……いじめられたくない。
  • 認識④……痩せればいじめられない。

認識①と認識②、それから認識③と認識④がそれぞれ作用し合い、“食べたいけどいじめられたくない”という矛盾が生じ、その矛盾を解消するための「いじめられたくないのなら食べなければいい」という新たな認識――

  • 認識⑤……何も食べたくない。
  • ――が生じたわけです。

    食べたくないために、意識せずに“食欲を我慢”できたため、いつのまにやら痩せるダイエットに成功したということになるでしょう。

    一方、≪失敗談≫B子さんの場合――

    • 認識①……食べたい。
    • 認識②……痩せればもっと綺麗になれるかもしれない。
    • 認識③……綺麗になりたい。
    • 認識④……過度なダイエットはブサイクになる。

    この場合は、認識②の信頼度があまりに低く、主に認識③と認識④が作用し合って矛盾を生み、「ブサイクになりたくない」という新たな認識――

  • 認識⑤……もっと食べたい。
  • ――が生じてしまったのでしょう。

    それによって、今まで以上に食欲が増加し、現在に至っては認識③が完全に認識⑤にくつがえされて、「痩せる気も起きない」状態に至ってしまっていると考えられます。

    以上の成功談・失敗談からも察せられるように、ダイエットで痩せるには、認識のなかで矛盾を生じさせたのち、『ダイエット的効果を得られる認識』を新たに生じさせる必要があるわけです。

    ≪成功談≫を参考に、食欲に勝る理由を認識に植え付けることがポイントということを頭に入れ、ぜひ実践に活用してみてください。

    -ダイエットの豆知識

    Copyright© ズボラさんにおすすめ!効率よく痩せる為のテクニック , 2018 All Rights Reserved.